ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

今こそ「利他主義」のすすめ

 

 

(特定の国を批判する内容を含みますので、そういうのが嫌な方は無視でお願いします!) 

 

新型コロナウイルスの感染者の著しい増加に、気分はどんどん追いつめられているのに

政府や自治体の対応はなんだかなぁ~ (;一_一)

 

今の心配が杞憂に終わることを祈りながらも、最悪のシナリオを否定してくれる材料も

なく・・・! (*_*;

 

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【不条理だぁ~】

 

  4月8日に、新型コロナウイルス騒動の震源地である中国武漢の封鎖が解かれ、異常なほ

ど浮かれた現地の様子がテレビの画面に映し出されています。

日本をはじめ、世界中がその脅威の只中にあるというのに。

 

そしてニュースによると中国は、今後新型コロナウイス禍の新たな舞台となりそうなア

フリカ諸国など発展途上国への経済や物資の支援を派手に行っているようです。

あたかもかつて「世界の警察」を名乗ったアメリカに取って代わろうとするように。

 

そもそも新型コロナウイルスの発生については、まだ定かではないのでしょうが

細菌兵器など陰謀説もささやかれたり

発生源と疑われる武漢の「野生動物市場」はSARS禍以降も閉鎖されることがなかったし

発生の発表が2か月も遅れたり、武漢での死亡者累計数の虚偽疑惑・・・・

更には、パンデミック宣言の遅れを含む(忠犬)テドロス(WHO事務局長)の中国擁護・・

 

第2波の懸念もある中、なんでそんな大きな顔ができるのか・・・?

自分の利益が最優先の厚顔無恥のお国柄・・・

何よりも、狙いは世界征服なの? Σ(゚Д゚)    ・・って思えてしまう!

 

 

(-_-;) こんなこと、うじうじ語りたかったんじゃなかった・・・!

このパンデミックを契機に、世界は独裁政治に向かうという提言がなされたことに

つい、イラついたんですよね~

 

 

 【Eテレで】

昨夜(4月11日) NHK (Eテレ)のETV特集「緊急対談 パンデミックが変える世界~海外の知性が語る展望~」が放送されていました。

 

人類は今後どこへ向かうのか、世界の頭脳~ 歴史学者、政治学者、経済学者に徹底的

に訊ねていく緊急特番。

 

チャンネルは合わせていたものの、だらしなく後回しにしていた洗い物を片付けていて

ほとんど見損なってしまってるのですが

 確か第2次大戦後のハンガリーを例にとって、独裁政権の誕生(?)が語られたりしていました。

 

最後のフランスの経済学者「ジャック・アタリ氏」のインタビューはにはとても引き込まれました。

思想そのものが分かりやすくて、わたしなんかにも納得いくものでした。

 

アタリ氏が語られたのは「利他主義のすすめ」ということ。

利他主義とは、多分利己主義の対極にある考え方、生き方なのだと思います。

 

「他者のために生きる」という人間の本質に立ち返らなければならない。

協力は競争よりも価値があり人類は1つであることを理解すべき。

利他主義という理想への転換こそが人類サバイバルの鍵であると。

 

利他主義それは、合理的自己中心主義。

例えばコロナウイルスに自分が感染したくなければ、ほかのひとの感染を防ぐ努力をする。

 

多分「他者のために生きることは、すなわち己のためになる」

そのまま「情けは人のためならず」の考え方と同じかな・・・?

 

 

 

人間としての出来があまりよくないと、なかなか人のために何かするってことが難しい

のですが、この利他主義ならばわたしにもできそう!

自分のためなら、迷わずできますもんね(^^)v

 

尚、この番組をもう一度見たくて調べたら4月16日深夜0時から再放送されます(関東地区)