アムステルダム・スローテルダイク駅
<ヨーロッパほっつき歩きの旅>
アムステルダム滞在のホテル選びに苦慮したこと。
2019年5月、アムステルダムを訪れるにあたって、あらかじめホテルを予約していました。
しかしアムステルダム到着の日が近づくにつれ、だんだん心配になってきました。
アムステルダムは、人口密度が凄くたかく運河沿いにびっちり隙間なく住宅が建っています。
そればかりか土地の不足から、船で生活する人達さえいますからね。
軒並み割高の宿泊料金のなか、何とかお財布と折り合いをつけたホテルだったのだけど
アムステルダムのホテルは、エレベーターがないのが普通(高級ホテルは除く!)。
5階建てだったか、7階建てだったか・・とにかく 狭くて急な階段を転落しそうになりな
がら荷物を運ばなければならない・・・ どうしよう(~_~;)
そうよ~ 宿泊はなにも観光の中心地じゃなくてもいいじゃない!
そんな死にそうになりながらなんてバカバカしい! 近郊から通えばいいのよ💡
ということで、到着を目前にして急遽ホテルを変更。
オランダ鉄道(NS)の駅であるスローテル・ダイク駅から徒歩7分のホテルに。
スローテル・ダイク駅はアムステルダム駅と空港のあるスキポール駅の中間にあり
アムステルダム駅まで列車で一駅、乗ってしまえばわずか10分。
多少料金は高くなってしまいましたが、その代わりコーヒーメーカーやレンジを備えた
簡易キッチンや洗濯機もあり良い判断だったな・・・と取り敢えず思ったけど・・・
個性的スローテル・ダイク駅
ヨーロッパの鉄道駅は、伝統を生かした歴史的建築の駅舎が多いように思いますが
時折、斬新なデザインの駅舎に出会い、目を見張ることがあります。
オランダ鉄道のスローテル・ダイク駅もそんな駅のひとつで、ちょっと近未来的な雰囲気。
国土のほとんどが平地のアムステルダムは自転車大国!
自転車道もきちんと整備されていて、駅周囲の駐輪場の利用も多いようです。
無駄な装飾がなく、すっきりした駅舎内に入ります。
青い鉄の枠組みと透明なドームの中にはいると、独特な雰囲気ではありますが
決して殺風景と言うのではなく、どちらかというとお洒落に感じました。
ホームはまるでチューブの中にいるよう・・・(゜.゜)
ガラスの外には明るい光が差し、グルっと景色を楽しむこともできます(田舎の景色だけど)
電車が入線してきました。
ホテル選び、良くも悪くも計算外だった話し!
3日間の日程のアムステルダム滞在。
観光の足をどうするか、貧乏旅行者はおろそかには決められません。
よ~く 考えたつもりで選んだのが
GVB(アムステルダム市営交通会社)運営の3日間(72時間)ディチケット【13.5€】で、
これは市内のトラム・バス・地下鉄が乗り放題です(オランダ鉄道には乗れない)。
他にもオランダ鉄道(NS)も近郊は乗り放題で、更に使い勝手のいいアムステルダム・ト
ラベルカードがありますが、こちらはお値段が3日で【28€】になってしまうのです。
しかし、何をするにもボケなくしては終わらないわたし・・_| ̄|○
ホテルのあるスローテル・ダイク駅には地下鉄駅もバス停もあるので問題ないはずだっ
たのですが、よくよく路線図を見てみると・・・
オランダ鉄道の列車なら直線(オレンジの線)で10分で行くところが
地下鉄では路線図を見ると[51]のイエローラインなのですが、なんと
始発のCentraaiStationからダム市街ををぐるっと一周してから目的のSloterdijk駅に到着
乗車時間およそ20~30分だったんだぁ~( ;∀;)
まぁ~バスを使えば時間短縮は可能でしたけど、ゆっくり人間ウオッチングできる
地下鉄が気に入ったのでよしとしましょう!
そして更には、ヨーロッパの高速バスを一度使ってみたかったので
次の訪問地のベルギーのブリュッセルまでFLIXバスを予約したのですが
本当に偶然ですが、このFLIXバスのアムステルダムの発着所がなんとこのスローテル・
ダイク駅でありました。 ラッキー!!
良かったことも、そうでなかったことも、すべてが旅の醍醐味・・・と言うことにして
おきましょう(;^ω^)