ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

野島崎岬~その③神社や美術館も見所いっぱい

 

珍スポットとしても有名?厳島神社

 

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野島崎岬前のロータリーから遊歩道をめざして歩いていると、左手に階段

そして見上げれば、青空を突く鳥居があります。

しっかりとした存在感に迷うことなく登り始めてしまいます。

 

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階段を登りきると鳥居の奥の紅葉した木々の間、参道の先に拝殿がのぞいています。

厳島神社は通称「野島辨財天」と呼ばれ地域の人々に親しまれているとか。

祭神は市杵島姫命が祀られています。

 

境内の正面に本殿、拝殿、幣殿が並び建っています。 

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厳島神社拝殿

 

古来から福の神として人々の信心の厚い社で、安房の名工の手になる七福神の像が

置かれているのですが、そのうちの辨天様だけが社内に祀られているそうです。

 

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七福神像

 

姫命が祀られていることから、辨財天が大事にされるのは分かる気がするのですが

男の神様が野ざらしってことで、奇異な感じを持つ人も多いようです。

 

境内では、色々な祠や記念碑を見ることができます。

 

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薬師如来と浅間神社の祠が並んでいるのですが

これは両方ともに、目の障りにご利益があるのでしょうかね?

 

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稲荷社

赤い鳥居の足元に「矢鏃の石」と記された石。

里見義実公が武運を祈願して「野島山」の三文字を記したと伝えらています。

稲荷社の向かって左にあるのは、お狐さま・・・・かな?

 

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まだまだ、ありますよぉ~

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日露戦争記念碑

 

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芭蕉の句碑

 

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芭蕉の句碑

 

芭蕉を敬愛する俳人たちが、江戸時代以来全国に建てた句碑は

2500基にも及ぶと言われているそうです。

旅先のあちこちで、芭蕉の句碑を見かけることが多いのも頷けますよね~

厳島神社の境内には三基の句碑がありますが、いずれも同じ句が書かれています。

古い句碑の風化のための更新が、三基もある理由のようです。

 

<あの雲は稲妻を待たよりかな>

 

厳島神社、極めつけは子宝祈願の御神体

 

しかし、同じ境内に凄いものが祀られています。

写真を載せるのがはばかられるような・・・でも載せちゃおう~ (*ノωノ)

 

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えへん、えへん・・・ 真面目な物なので、真面目に行きましょうね (^^ゞ

わたしも予備知識がまったくないまま、突然目にしたので焦っちゃいましたが

まぁ~ 他でも見たことがないわけではないし・・・

 

恋の成就、子宝に恵まれるなど、霊験あらたかな御神体だそうです。

造った人は大真面目なのでしょうね!でも、ちょっと長くは眺めていられないな (^^;)

 

「かっとび君」そばの三峯神社は夕日に映える

 

野島崎公園入口からすぐのところにあるトビウオのオブジェは「かっとびくん」

21世紀にはばたけ~ と銘打って白浜漁協からのメッセージが込められています。

 

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源頼朝と里見義実公の縁起にあやかって、飛翔の願いがこもっています。 

 

そのかっとびくんの視線の先にあるのが、三峯神社です。

赤い繊細な鳥居の先に小さな祠があります。

 

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まさに飛翔のイメージ

 

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野島崎岬には他に、金毘羅宮、そして厳島神社階段わきから入る

白浜海岸美術館もあります。

時間の都合で見ることができませんでしたが、さほど広くもない岬に

本当に盛りだくさんの見どころがあります。

次の機会には、白く美しい灯台にも上って、是非大パノラマを堪能したいものです。