輝きの街、ブリュッセル
ブリュッセルって、何か見どころあるの~?
ベルギーのブリュッセルって、どんなイメージを持っていますか?
近いところでパリやロンドンに比べると、やや地味な感じかな?
わたしなんて、アガサ・クリスティーの小説の
探偵エルキューロ・ポアロのイメージと
(ポアロはブリュッセルより、ベルギーなんだけど・・)
そして、NATOの本部があることくらいしか知りませんでした。
あとは、せいぜい上質なチョコレート、
ベルギーワッフル、
小便小僧・・・と断片的に知ってるだけ。
ポアロにしたところで、シャーロック・ホームズのファンのわたしとしては
ホームズの緻密な捜査法を否定し
自分の「灰色の脳細胞」は良く働くと自惚れてるのは鼻持ちならないし!
(ロンドンのホームズ像)
あらあら、ちょっと論点がずれたか!
ともかく、あまり知識もなく、
観光地の中継点的な感覚で、ブリュッセル滞在を決めました。
洗練されてるのに、人情味もゆたかだった!
アムステルダムから、FlixBus(欧州長距離バス)でブリュッセル北駅に着きました。
バスを降りたら、ブリュッセル中央駅近くのホテルに向かわなければ。
到着早々に、まるでお約束かのようなドジをするのがわたし!
国鉄の駅に行くべきところを地下鉄駅に行ってしまい、
そして安易に「まぁ、良いかぁ~地下鉄で行こ~」と。
まぁ、結局のところ、ブリュッセル中央駅に行きたかったのに
地下鉄は中央駅直通はなく、迷いに迷って、
親切な老紳士に、最寄の地下鉄Bourse(ボウス駅)まで送ってもらった
という顛末でした。
皆さん、本当に親切でした。
だれに聞いても「ボウスに行きなさい。」と言われ
いやいや、わたしは、中央駅に行きたいんだから、ボウス駅には行かないよって。
アホか・・・!
こうして、何とか予約したホテルに着くことが出来たのです。
皆さんの親切で、一気にブリュッセルの印象が最高に!
はいっ、単細胞ですから・・ふっ
絶対に見ることに予定していたのは、アントワープの駅。
過去記事にしているので、見ていただければ嬉しいです。
驚きのグランプラス
予備知識がなかった分、何を見ても印象が鮮烈です。
なかでも、グランプラスに足を踏み入れた時は
今まで観たこともない、あまりの美しさに驚きました。
こんなところが、あったとは・・・と。
グランプラスとは、
ぐるっと周りを、15~17世紀の建物に囲まれた世界遺産にも指定された広場。
その美しさは、様々な賛辞をもらっています。
ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」と。
ヴィクトル・ユゴーは「世界で一番美しい広場」と。
もちろん異論は、ありませんとも。
この広場から、少し歩けば有名な「小便小僧」があります。
一通り見ておこうかな!
すぐのところに人だかりがあるのは「セルクラース像」です。
グランプラスで暗殺された、ブリュッセルの英雄の像です。
触れると幸せになれると言われていて、常に人が集まっています。
ちょっとだけでも、触っておこう!
小便小僧とワッフルは逃すわけにはいかないぞ!
ぶらぶら歩いていくと、両脇にワッフルのお店がたくさんあります。
そして、まさに街角に「小便小僧」の像があって、
「世界三大がっかり」に数えられるほど小さいのに
大勢の人だかりが常にあります。
やっぱり、愛されているんでしょうね、世界中から洋服が送られ
たいした衣装持ちなのだとか。 この時は、裸でしたが。
そして、すぐ近くのワッフル屋さん、商魂たくましくないかい!
チョコレートでコーティングされた、小僧さん。
本物よりインパクトあったんだけど!!
ワッフルはさすがに美味しそうです、食べずにはいられません。
ブリュッセル中央駅の裏側にも、いろいろな観光名所があります。
わたしは、散歩程度でしたが、しっかり観光の人には見逃せないポイントです。
すぐにロワイヤル広場があり、
ロワイヤル広場の階段から、グランプラス方向を見ると
市庁舎の美しい尖塔が眺められます。
グランプラスでムール貝のワイン蒸しを。
近くに有名なアーケード街の「ギャルリー・サン・チュベール」もあるし。
食事をするなら、イロ・サクレ街のツーリストに有名なレストラン「レオン」?
う~ん、レオンはパリにもあるし。
わたしが選んだのは、グランプラスの一角のテラス。
美しい青空と、輝く建物をゆっくり堪能しました。
ちょっと、お値段は高めだったけど、場所代と思えば安いもんだ・・💦
めずらしく、食べ物の写真があります。
ムール貝は食べきれない量を出してくれるから、写真が取れました。
いつも、食べ物が運ばれるとガッツクから写真とれ~ず。
あはは・・情けない💦
ブリュッセル、またゆっくりと訪れたい街でした。