ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

マイナーだけど、価値ある観光地ドイツ・マインツの中央駅

 


ドイツは首都ベルリンをはじめ、フランクフルト、ミュンヘン、ドレスデンなど

多くの観光名所があります。

そんな中、ちっちゃいマインツの町って

とってもマイナーかもしれませんね。

あんまり、「今度、マインツに行ってくるよ~」とか聞かないもんね!

お仕事や、お勉強の為にとかはあるのかもですが・・

 

でも、ホントに素敵なところなんですよ!

 

マインツ中央駅の駅舎

 

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マインツ中央駅の駅舎は、

1800年代にマインツの建築家フィリップ・ヨハン・ベルデールが

砂岩を用いて建築したネオルネッサンス様式の駅舎です。

外観は、ヨーロッパの駅らしく

堂々として歴史を感じさせてくれます。

 

またマインツ中央駅は、フランクフルト空港から約30分、

フランクフルト中央駅から、約45分程の距離。

空港から直に訪れ、ドイツ最初の観光地に選んだり

あるいは、フランクフルトからの日帰り観光としてもおすすめできます。

 

中央駅入り口を入るとすぐに、2階への階段とエスカレーターが迎えてくれます。

ながれで2階に上がると正面に大きな電光掲示板が。

 

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 列車の発着の時間やプラットフォームなどが表示されます。

ここの駅舎は2階がメーンになっているようで

チケットを買うDB(ドイツ国鉄)の窓口や、観光案内所も2階です。

そして基本的に、2階から各々のプラットフォームへ降りていく仕様です。

 

観光案内所は、小さい窓口にちょっと不愛想なおじさんがひとり。

地図が欲しいと言うと、

積んである地図の束を指さして、また仕事に没頭。

ドイツ語で何やらまくしたてられるよりましかぁ~

 

それほど大きい駅ではないですが

1階、2階、中2階に飲食店がたくさんあり

決して地味とか、しょぼい感じではないです。

到着してすぐに、中2階でランチを取ったのですが

ガラス張りで、階段から出入り口までよく見通せます。

人の流れを見てると

海外に来たんだなぁ~とか

今、ドイツに居るんだな~とかの実感がジワジワと湧いてくる感じ・・

 

地方の駅らしいと言うのか、フランクフルト中央駅などと比べて

とても、落ち着いた雰囲気の駅でした。

 

マインツ観光スポット

 

 マインツ観光の中心は、中央駅から15分程のところ。

駅のすぐ前に、観光に便利な、バスやトラムの乗り場があり

観光の足には困りません。

 

マインツのシンボル大聖堂や

活版印刷を発明したグーテンベルクの博物がある

マルクト広場が観光のポイントです。

 

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 (マルクト広場)                  (マインツ大聖堂)

  もう一つの目玉は、

マルクト広場から徒歩5分(?)くらいにある聖シュテファン教会。

シャガールの手がけたステンドグラスを見ることが出きます。

 

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写真がへたで、分かりにくいのが残念です。

ほかでは見られない、

直線を使わず、柔らかな曲線遣いがシャガールらしい・・

いかにもシャガールなのですが。

 

マインツと言う町は、あまり大きな観光地じゃない分

町全体が俗化されてない感じ。

古き、良きドイツの街並みが楽しめるんです。

 

河川交通の要衝

 

マインツはマイン川とライン川の合流点に位置しています。

今では、ライン川クルーズの乗り場として

川沿いのお城を眺めながら、のんびり

ケルン大聖堂でも有名なケルンをもたどることが出来ます。

 

  (KDラインクルーズ)