牛久の大仏様~茨城
大仏様は度肝を抜く大きさ
高さ120メートルと言う青銅製立像として、世界一の高さを誇り、
ギネス世界記録にも認定されている牛久の大仏様
最初に見た時は、度肝を抜かれました。
何度行っても、見るたびにこんなに大きかったっけ?
とやっぱり思います。
テレビにも、時々登場し、何かテーマパークのような印象が強いですが
実は東京浅草にある、浄土真宗東本願寺派の御本山の関連施設として
1992年に建立されたもので、
確か、苑内に親鸞上人様のお骨が安置されていたような?
我が家は、こちらにお墓があるので時々お参りします。
なかなか墓所以外の園内に入ることはないのですが、
とても、癒される場所なので、ご案内したいと思います。
庭園入り口の様子~
正門を入ると、まずは仲見世が迎えてくれます。
茨城の名産ののグッツや食べ物、また浄苑直営の店舗もあり仏具等も買えます。
仲見世を過ぎると
チケット売り場があり、墓所を持っていると入園が無料になります。
ちなみに、庭園+小動物公園は、大人500円、子供300円。
大仏胎内を含むすべて、大人800円、子供400円。
奥にこちらで唯一、しっかりした飲食できるお店があります。
いよいよ、ここからが公園になります。
先ずは、ギネスの認定書。
大仏様の横に、自由の女神像や奈良の大仏像が描かれていて
大きさの比較ができるのですが・・・切れちゃいましたね💦
左の頭部は、
実際の大仏様は、この頭の千個分の大きさがあるそうです。
分りにくぅ~
右は大仏様の頭のぶつぶつ。「螺髪」と言うらしく実物大だそうです。
大きさが分かりにくいので、ボールペンを置いてみました。
普通の大きさなんだけど、分かるかな~
タバコの箱とかあると良かったんだけどね~
さらに進んだところに手水鉢があります。
なんと、紫陽花手水とか。
初めて見ました、すっごく綺麗で風情があります。
静かさと安らぎをもたらす庭園
ど~んと 大仏様が正面に見えます。 人が小さいな~
親鸞上人様の鐘を鳴らして、進んでいきます。
振り返って、「發遣門(はっけんもん)」を眺めます。
お釈迦様と阿弥陀如来(大仏様)が向かい合い、我々を導く門です。
お釈迦様と、弥陀、二尊が拝めます。
左右に、いつも季節の花が絶えないお花畑と、群生池を見ながら
大仏様に向かって歩を進めます。
日本一の大香炉だそうです。 左にお線香を売っています。
大仏様のすぐ足元に、池があり鯉がたくさん泳いでいます。
餌を買うことが出来るので、鯉も餌をもらいにすぐ近くまで泳いできます。
周りにベンチやあずまやがあり、ぼーっとできます。
あぁ~ いつもぼーっと生きてたっけ・・・
小動物園はしばらく休園中。
大仏様の裏手に回ると、小動物公園があります。
残念ながら7月中は、改装工事のため閉園中でした。
でも、日に何回かやっている、お猿のショーは少し見れましたよ。
子供達に、命の大切さを学んでもらうのが目的だと思います。
入り口にシマリスのお家があり、
奥には、兎がいっぱいいて、エサやりとかもできます。
ヤギや、ワラビーなどもいたかも。
大仏様の胎内に入るよ~
職員の方に案内されて、まず1階の「光の世界」
浄土の世界を観想(思い描く)空間です。
階段を上がり、大仏の着工から完成までの過程を見ることが出来ます。
実物大の足の親指の模型もあったよ。
一気にエレベターで、4・5階に上がり(霊鷲山の間)
そこは大仏の胸元。
四方に小さい窓があり、東西南北を見通せます。
富士山やスカイツリーが見られる方向もあった。
地上85メートルのここが、上ることのできる限界です。
ひとつ下ったところに、売店と下りのエレベターがあります。
3階、(蓮華蔵世界)
蓮華蔵とは、極楽浄土の事で、約3400体の胎内仏に囲まれた金色の世界。
2階、(知恩報徳の世界)
心を静め、気持ちを込めて写経を行う空間。
この、写経を行う机の前に、絵色紙が1枚ずつ張ってあり
なかなか考えさせられる言葉が書いてありました。
- 過去は学ぶもので、こだわるものではない。
- 足ることを知る。
- 心が静かなら、口も静かになる。
- 生老病死は当たり前、正しく受け止める心をもとう。
- 苦しまない生き方、責めず、比べず、思い出さず。
- 人はしくじってこそ、己を振り返り成長するだろう。
- 人間は、考えることが少なければ、少ないほど余計にしゃべる。
- 幸せになる秘訣、欲張らない、腹を立てない、愚痴を言わない、威張らない。
- 人間は耳が2つで、口は1つ、多くを聞いて少なく言うため。
たくさんあった中で、ピックアップしたものを見ると
わたしって、「口は禍の元」っていうのが身に染みてるのかなぁ~