おかし大好き~ 長崎みやげその2
前回からいつも買ってくる定番長崎みやげについて語っています。
じもっちーには珍しくもないけど、誰かにはなつかしかったり、訪問時の参考になった
りすればいいかなぁ・・なんて。
では、さっそく!
≪長崎カステラ≫
16世紀、江戸時代にポルトガルの宣教師が持ち込んだ食べ物が元となって作られたとい
うカステラ。
長崎みやげと言えばカステラを抜きには語れませんよね!
それこそ江戸の昔から続く老舗などたくさんあって、独自の味わいの違いから選ぶのに
悩んでしまいます。
ぜ~んぶ味見をすることができれば、お好みのものが見つけられるのかもしれませんが。
とはいえ、たっぷりの卵とほのかな砂糖の甘みが濃厚な味を生み出して
ふわふわの口当たりのカステラは、本当にどれを食べてもお口を満足させられるのでは
ないかと思います。
やっぱりお土産をせがまれる際も、もっともリクエストが多いのがカステラです(^^;)
≪おたくさ≫
「おたくさ」とは、「おタキさん」の意味。
江戸末期に長崎出島のオランダ商館に医師として来日したシーボルトの妻の名前です。
植物学者でもあったシーボルトは、新種の空色の紫陽花にその名を付けました。
学名HYDRANGEA・OTAKSA(ハイドランゼア・オタクサ)
シーボルトは妻のことを「おタキさん」のつもりで「おたくさ」と呼んでいたのです。
雨の似合う長崎にぴったりの花として広く親しまれている紫陽花。
その花びらをかたどった、パイ生地のお菓子。
紫陽花を模したお菓子であることにちなんだ「おたくさ」という訳です。
食べてみたらパイ生地を幾重にも重ねて織り上げられ
花びらを手ひねりで仕上げた軽くやさしい食感
そして、上品な甘さとを楽しめるのではないかと思います。
≪一口香(いっこっこう)≫
「一口香」の特徴は、中が空洞であること。
スーパーで安い「一口香」を買ったけど、その特徴がいまいち解りにくかったよ。
こ~んな感じ! (^^;)
長崎、佐賀、愛知県の郷土菓子で、小麦粉、水あめ、黒糖を主体とした焼き菓子。
焼く前には、餡があるのに焼きあがったら空洞になっているという不思議なお菓子。
製法から、外来のお菓子と考えられるも詳らかではないのだそうです。
その独特の製法と中が空洞になる形状から「からくりまんじゅう」とも呼ばれたり
また、大きく見えてその実、中身ががらんどうであることを持って「ごまかす」の
語源の一説ともされています。
名前の由来は、ふんわりと膨れ香り高く焼き上げられ、一口食べると香ばしいことから
「一口香」と名付けられたそうです。
見た目よりやわらかめで、皮の内側に張り付いた黒糖の甘さが何とも言えない美味しさ!
小さい頃からなじみのお菓子なのですが、空洞が面白がられると聞いてよくお土産にし
たものです。
≪ハウステンボスのティラミスチョコレート缶≫
最近よく買うようになった「ハウステンボスのチョコレート菓子」です。
長崎空港にハウステンボスみやげコーナー(?)があり、現地での買い忘れ時
または、買い足したいときに便利なのではないかと思います。
ちなみにわたしは、ハウステンボスへは、行ったことがありません(^^;)
アーモンドをティラミスチョコレートでコーティングしてあり
気軽につまめて美味しい一品です。
たしか、ワンコイン(500円)で買えたと思います。
お手軽なお土産に、最適!
まだまだ、長崎にはいろ~んなお土産があります。
江戸期の鎖国時代にも、世界に向けた窓が開いていたことも影響しているんでしょうか
ちょっと、異国風な味わいが多い気がします。