大浦天主堂は国宝そして世界遺産登録! ~長崎紀行
正式名は日本二十六聖殉教者天主堂
長崎市南山手にある、グラバー園の入口のすぐ手前に大浦天主堂があります。
幕末に鎖国が終わり、開国後の1865年(元治2年)に建立された日本に現存するキリスト
教建築物としては最古だそうです。
日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、正面は殉教地である長崎駅近くの西坂に向けて建てられています。
大浦天主堂は、1953年(昭和28年)に国宝に指定され、更に2018年(平成30年)には
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する文化財の一つとしてユネスコ
の世界遺産の登録が決まりました。
そして、正式名は「日本二十六聖殉教者天主堂」と二十六聖人にちなんだものですが
やっぱり「大浦天主堂」が通り名で、正式名は知らない人が多いんじゃ・・・?
「キリシタン博物館」は、ちっと料金高め
大浦天主堂は、信仰の場ではありますが観光施設としても有名で、美しいマリア像が望
める入口の前にはいつも人垣ができています。
マリア様に近づく階段を登るには入場料が必要です。
2018年、敷地内の「キリシタン博物館」開設に伴い料金が、大人600円から1000円に値
上がりしたようです。
日本のキリスト教の文化と歴史が学べるそうですが、クリスチャンでもないし
入館しても写真撮影ができない施設に時間とお金を使う気がしなくても仕方ないかなぁ
~ (*_*;
ってことで入場はせず。 だだのけちん坊・・・?(;^ω^)
わたしが訪れた時、ちょうどタイミングよく結婚式が行われていたようで
初々しい花嫁さんを見ることができました (^.^)
きっと信徒の方なのでしょうね!
ミサを行うのは大浦教会・・・
大浦天主堂の観光客の増加に伴い、天主堂階段脇の隣接地にカトリック大浦教会が建てられ
毎日のミサは大浦教会で行われているそうです。
大浦教会もヨーロッパで見かけるような素朴な教会ですが、人目を引いていたのは
入口のそばの美しいマリア像。
エキゾチックな教会が多くて、やっぱり長崎はプチヨーロッパの雰囲気なのでした (^^)v