千葉県有数の名刹~柴山仁王尊
房総の旅~埴輪の町
安房白浜への1泊旅行、車で茂原方面へ向かっていました。
ちょうど、話題になっている「森田健作」千葉県知事の自宅があると言う
山武郡芝山町に差し掛かり、道路わきに埴輪が並んでいます。
芝山町には埴輪博物館があるのですが、一度も入ったことがありません。
同行の相方に頼んで、立ち寄ってもらうことにしたのですが・・・
案内板を頼りに細い道を入ったけど、ホントにこっちの方向かな~?
とても車同士がすれ違えない山道に入ってしまいました。
山中古道って書いてあるけど・・・ 行き着けるのか~埴輪博物館・・・
ふと見ると、木立の陰に看板が立てられています。
柴山仁王尊・・・? まったく知らないけど、ちょっと覗いていこう!
どうもこちらは正門ではなく、脇道だったみたい・・・
成田山新勝寺と並び称される東国有数の名刹
無知なわたしはまったく知らなかったのですが
通称「柴山仁王尊」は、正式名は天應山観音教寺福聚院と言うそうです。
奈良時代からの由緒あるお寺で、ご本尊に十一面観音立像が安置されていて
成田山と人気を二分てしていた千葉では知る人ぞ知る
有名なお寺さんだと言う事です。 火事・泥棒除けの御加護があるそうですよ。
脇道から境内に入ると、 わぁ~ 広くて立派だぁ~
正門の方に降りてみます。
正門の階段を上がったすぐ右側に大黒堂があり、中には大黒様が祀られています。
そして、龍神手水舎があり、本坊が見えます。
そして正面の石段の上には堂々とした仁王門があり、柴山仁王尊が祀られています。
普通、仁王像は門をくぐる時に、間近で拝めるように安置されるそうですが
柴山仁王尊は門内のお堂のようなところに安置されています。
中の撮影は禁止されているので、ちょっと斜から・・・。
表に大きなわらじ!
わらじ祈願は人気のようで、ひとつに願い事を書いて奉納し
もうひとつは持ち帰るのだそうです。
更にその先の階段を上がると、再び境内に戻ります。
境内には、キレイに整備されていて紅葉も見ることができました。
スズメバチの巣があり、近づかないようにと注意書きありました。
山に囲まれていますからね、さもありなん!
鐘撞堂は、本堂からやや離れた位置にあり、整備したてのようできれいでした。
参拝を終え、駐車場わきのトイレをお借りしました。
本堂から結構離れているのにキレイに掃除されているし
参拝する人への心配りが感じられ、このお寺の姿勢が見えるようでした。
駆け足で見て回ったつもりが、結構時間がかかったようで同行者に
「先を急ぐ」宣言をされてしまったので、埴輪博物館は場所も不明なまま
次回にまわすことになってしまいました (*_*;
でも、あとで分かったことですが、本宮わきに町営とは違う
独自の埴輪博物館があったのです。
入場料200円で、人によっては町営より見ごたえあるとの意見も・・・
知らなんだ~ (/_;)
後ろ髪惹かれつつ、旅は続きます (^-^;