マドリードその②~カッコイイ!おまわりさん
繊細で華麗な装飾シベーレス広場に建つ宮殿
スペインの首都、マドリードの中心であるプエルタ・デル・ソル広場。
その旧中央郵便局前に、スペイン国道の起点となる0㎞地点があります。
この起点をもとに、放射状にマヨール通り、アレナル通り、アルカラ通り
プレシアドス通りなど、マドリードの歴史的な通りが延びています。
地下鉄2号線が工事中ということもあり、シベーレス広場を目指して
アルカラ通りを徒歩で向かうことにしました。
アルカラ通りは、歴史的建造物や高級レストランなどが立ち並び
ちょっと、こころ弾む街歩きだったな~(^^♪
10分近くも歩いたでしょうか、視界に入ってきたのはお城かな?
白くて、まるでレースで出来てるような優美な建物が・・
そして歩を進めるにつれてだんだん大きく見えてきます。
その正体はシベーレス広場に建つコム二カシオネス宮殿です。
宮殿の手前には、シベーレスの噴水が目に入ります。
コム二カシオネス宮殿は、かつては郵便局、そして現在は市庁舎となっています。
ヨーロッパの、宮殿をこのように転用する発想ってすごいですよね!
歴史的な建造物を、単なる飾り物にするのではなく
実用化して、より身近に親しみやすくするという。
日本なら記念館か、美術館がせいぜいかなって思うけど。
この宮殿には、展望台もありトイレも借りることが出来るそうです。
でもね、すぐ脇がレティ―ロ公園の入り口の一つになっていて
そこに公衆トイレがありましたけどね。(市庁舎で借りた方がキレイかも・・)
マドリードの凱旋門~アルカラ門
シベーレス広場から、さらにアルカラ通りを進めば
ほんの4~5分でアルカラ門に到着します。
かつての「太陽の門」デル・ソルと共に
マドリード市街の東門として使われていました。
マドリードの象徴のひとつとも言える壮大な門です。
パリの凱旋門やドイツのブランデンブルグ門より古く、
ヨーロッパで建てられた最初の近代的なローマ時代後の凱旋門とのことです。
立っているのは、ナポレオンに対する独立戦争の勝利を記念した独立広場で
様々な改革で多くの功績を残したカルロス3世の命により建設されたものだそうです。
白い御影石を使い、門の上のモニュメントも美しい印象的な建物でした。
マドリード市民の憩いの場~レティ―ロ公園
アルカラ門のすぐ脇に、レティ―ロ公園の入り口門があります。
レティ―ロ公園は、マドリードの中心部に位置する広大な公園です。
広さ125ha(ヘクタール)ってどんだけ・・・?
ちょっと想像つかないな・・・
アト―チャ駅近くやあちこちに公園入口があるし。
もともとは、元王族の遊び場だったそうで、敷地内には美しい彫像や噴水、
記念碑などがたくさん配置されています。
写真に取り損なっているけれど、たくさんの人が水辺や、緑地帯で遊んでいます。
あちこちでアマチュアの音楽家が、楽器を奏でているし
簡単なお菓子やおもちゃを売るテント、
テラス席のあるレストランも何軒かありました。
滞在中メッチャ利用したデル・ソル近くののデパート
「エルコルティングレス」の地下で調達した食料を持ち込んだわたし。
清々しい景色を見ながら、木陰でランチ~♬
そして、外国人と思しき人々、かわいい子供達の様子なんかを
~のんびりと人間ウオッチング!
チョーカッコイイ!マドリードのおまわりさん~♡
レティ―ロ公園でランチの後、ボ~ッと半寝状態・・・
血が全部、胃袋に行っちゃったね~
何気に時計を見たわたし。
ん~と 13時50分。
「え~ 何ですとぉ~ もうすぐ2時(14時)ですってか~」
実は出発前に、ペインは治安が悪い
めっちゃ危険な国だって聞いてて
特に、シエスタという昼寝の習慣があり
14時を過ぎると街には誰もいなくなって、危険な人たちが横行するという・・・。
「ゲェ~ まずいぞ、これは!」急いで、出口を目指す。
おおっ~ そんなわたしの目に入ったのは
お馬ちゃんに乗ったおまわりさん!
ゆったりと園内を見回ってくれてます。
おおっ~ 「カーッコイイ!!」 気が付くと、二人一組で何組もいます。
やっぱり、危険が想定される時間ってことで、パトロール強化なのか~?
子供達にも大人気で、お馬を触らせていました。
これなら安心! でも念のため公園入口近くで過ごすことにしょおっと。
まだまだ、陽は高い~
ヨーロッパの日暮れはメチャクチャ遅いのです。
9時を過ぎてもまだまだ、明るいのだから~