癒しのカテドラル~ バルセロナ
≪ヨーロッパほっつき歩きの旅≫
バルセロナのカテドラル(サンタ・エウラリア大聖堂)
バルセロナを代表するメインストリートのランプラス通りのはずれから
ゴシック地区のくねくねとした中世の道のような路地をたどり
すこし開けた広場に出たかとおもうと、視線をあげた先に突然現れるカテドラル。
ちょっとミラノのドゥオ―モを思わせる美しい尖塔をもつ荘厳な教会。
優美なファサードの前を大勢の人々が行き交っています。
大道芸を披露する人たちの傍らに、美しい音色の楽器が奏でられていました。
その旋律は、恐らく教会音楽ではなかろうかと思われます。
広場の端に並ぶ石のベンチで聞きほれる人々。
大聖堂内は展望塔以外は無料入れますが、中に入る予定のなかったわたしは
ベンチのひとつに陣取って目と耳とを楽しませるのでした。
バルセロナ観光はともすれば、「サグラダ・ファミリア」をはじめガウディの建築物一
辺倒になってしまいがちです。
しかし、このバルセロナで最も古いカテドラルは、外観の美しさだけでなく
バルセロナの守護聖女である「聖エウラリア」の遺骨を納めた石棺が地下に安置されて
いる事でも有名です。
わたしのように行き当たりばったりではなく、計画的に訪問すれば内部の素晴らしい
ステンドグラスや繊細な彫刻の数々、28もあるという小さな礼拝堂など
見どころは尽きないでしょう!
観光地として幾日あっても足りないほどに魅力の尽きないバルセロナ!
定番の観光コースばかりではなく
ちょっと視点を変えることで、その都市の豊かな側面を見ることができるかも~
と思わされたひと時でした。(´ー`)