ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

長崎路面電車はカラフル ~長崎紀行

 

長崎市内観光の主要な足~路面電車

 

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異国情緒あふれる観光地長崎。 

長崎市内は観光ポイントが多い割にはコンパクトな造りで、短時間に名所を回ることができたりします。

そんな観光の手助けをしてくれるのは、路線バスと共に市内を縦横無尽に走る路面電車です。

 

長崎市内で路面電車路線を営業する軌道事業者と言えば、正式名長崎電気軌道株式会社になります。

1914年(大正3年)の設立で、5つの路線の延べ11,5㎞を走らせています。

 

① 赤迫支線 ・・・ 赤迫~住吉間 0,4㎞

② 本線   ・・・ 住吉~崇福寺間 6,9㎞

③ 桜町支線 ・・・ 長崎駅前~市民会館間 0,9㎞

④ 大浦支線 ・・・ 新地中華街~石橋間 1,1㎞

⑤ 蛍茶屋支線 ・・・ 西浜町~蛍茶屋間 2,2㎞

 

日本初カラー電車(車体広告)

 

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長崎路面電車には、いろいろ特徴があります。

 

路面電車としては日本一安い運賃であること (なんと一乗車、130円って安~!)

一日乗り放題券も500円とリーズナブル~! (*^^)v

現役営業車両としては日本最古であり唯一の木造ボギー列車を走らせていること。

日本初の商業ビル内を走る路面電車であること。(原爆資料館~平和公園間の長崎西洋館)

日本初の車体全面広告を実施したこと。 などが挙げられています。

 

☆ カラー電車(車体広告)

1964年(昭和39年)に車体全体に商業広告を施した全面広告車(カラー電車)が、日本の路面電車として初めて実施されました。

 

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 最初のスポンサーは「カネボウ化粧品」だったそうです。

今でも地元企業から全国的に有名な企業まで数多くの企業がスポンサーを務めています。

 

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頻繁にカラフルな路面電車が目の前を横切って、楽しませてくれていますが

それでもカラー電車は長崎の景観に配慮して、全在籍車両の40%を超えないように調整されているそうですよ (^.^)

 

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長崎の路面電車は観光の足としてはもちろん、長崎市民の生活に本当に溶け込んでいて欠くことのできない景色となっていました!