雨の白川郷
ユネスコ世界遺産~白川郷
田園の中に藁ぶき屋根の家が点在する山里の景色は
まさに日本の原風景。
最近よく目にするのは、雪を被った合掌造りの屋根の連なりが
ほのかな明りに照らされた幻想的な写真で紹介される白川郷。
2度目の訪問ではあるけれど、やはり時間がなく駆け足の観光となります。
概要をウィキペディアで調べてみると
白川郷は岐阜県庄川流域の呼称。
独特の景観を成す集落が評価され、1976年に重要伝統的建築物群
保存地区として選定。1995年には五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に
白川郷・五箇山の合掌造り集落としてユネスコの世界遺産(文化遺産)
として登録された。白川郷の萩町地区は今も実生活の場として使われているところに価値があり、それが他の地域の合掌民家集落と違うところである。「世界遺産白川郷合掌作り保存財団」などがその保存にあたっている。
白川郷は外国人でいっぱいだった~('_')
雨に煙る白川郷の静寂さも・・・いいと思ったんだけどなぁ~
アジア系の観光客でいっぱい!でした。
ちょっと日本人とは違う行動が目についたけど
いつも、どこにでも団体で押し掛ける傍若無人な国の人たちではなさそう!
大声で話したりせず、わきまえのある様子でした。
台湾の人たちかと思ったのですが、違うかな・・?
雪深い場所がら、紅葉も鮮やか!
雨のせいか住民の姿は見かけることがなかったので
生活感はあまり感じられないけれど、観光客向けのお店は目につきました。
寺院にして郷土資料館~白川郷集落の明善寺
白川郷バスターミナルからおよそ10分程の位置に白川郷唯一の寺院
「明善寺」があります。
「明善寺」は真宗大谷派の寺院で
敷地内に本堂の他に、合掌造りの庫裏と鐘楼で構成されています。
合掌造りの屋根を持つ明善寺鐘楼は、存在感のある建築物!
すぐ横に庫裏の入り口があり、入場料大人300円。
入り口脇の窓口でお坊様に入場料をお支払いし、急な階段を上ると
この白川地区で使われていた生活用品や養蚕、農耕道具などが展示されています。
毎日、囲炉裏が焚かれているためか、展示物や柱そして梁まで煤けて
わたしの目にはボロくさく見えましたが、それが味なのでしょうね!
階下に降りると本堂に案内されます。 途中の廊下には生活感がいっぱい。
先日の沖縄首里城の全焼に続き、白川郷の火事も記憶に新しいですが
世界遺産ですから、日頃から火事には神経を使われているものと思われます。
本堂には、京都の東寺や醍醐寺にもある、浜田泰介画伯の障壁画を
見ることができます。
白川郷にしかない、特徴的な合掌造りのお寺で見ごたえがありました (^^)