ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

木曽路を行く~馬籠宿その②藤村記念館

 

 

見晴らし最高! 馬籠陣場上展望台

 

 

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馬籠宿は坂沿いに家並が続きます。

その頂点にあるのが見晴らし最高の陣場上展望台。

恵那山を正面に、深山の懐に抱かれたような感覚に心癒されます。

 

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展望台から恵那山を望む

 

敷地内には東屋が設けられ、陽を避けてひと休みすることもできます。

馬籠宿のある山口村が中津川市と合併した「越県合併の記念碑」や

島崎藤村の小説「夜明け前」の一節を記した看板や石碑が建てられています。

 

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  戻り路こそ風情を楽しめる~もちろん五平餅も食べるぞぉ~

 

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まさしく江戸の昔にタイムスリップしたようなお店が並んでいます。

う~ん
まだお昼には間があるけど、ひと休みとなったら・・・五平餅でしょう😋

 

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おおっ 奈良井宿で頂いたのは

三個の平たいお団子に三種のたれの乗ったものだったけど

こちらのは、NHK朝ドラの「半分、青い」で出てきた形そのもの!

 

 

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たれの味はクルミやゴマの味がして美味しかったけど

お団子(餅)が既成のものだった!

(全部で4つのお店で頂いたけど、この店だけが既成のお餅・・・) 😞↓

 

馬籠本陣跡は藤村の生家であった

 

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明治の文豪である島崎藤村の生家は馬籠宿の本陣であり

1895年の大火で焼失し1947年に再建されたものです。

「藤村堂」とも称され、敷地内には藤村記念館、常設展示室、企画展室とともに

藤村少年が勉強部屋として使用し、小説「夜明け前」にも登場する隠居所は

唯一大火を逃れ当時のままの姿を見ることができます。

 

すでに開館し解放されている門を入ると

 

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残念ながら館内の写真撮影は禁止との事。

係りの人に伺うと、外観や庭の撮影は構わないとのこと。

 

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記念館の外観。

中には藤村に由来の品々が多数展示されています。

出身地ならではでしょうかね、多くの資料が集まるのは。

 

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記念館裏の手水。

 

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大火を逃れた隠居所、藤村の佇まいが感じられる興味深い内部。

 

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庭先に、秋の風情。

 

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往時の散歩する藤村の姿が浮かぶような庭の設え。

 

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展示品の多さは、藤村好きなら堪えられないでしょうね!

「破壊」や「新生」などを読んだ中高生の頃が思い出されます。

 

一通りみて庭にまわると、枯山水の砂紋・・・

管理してるおばちゃんが掃いてました。 

(まぁ~観光客用のパフォーマンスのひとつとして容認しよう!)

 

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表の喧騒から逃れられる、静かな思索的なお庭です。

 

藤村記念館は、別に長野県の小諸にもあります。

そちらは、小諸市の小諸城址「懐古園」内で

藤村の小諸時代の作品や資料、遺品などが展示されている資料館だそうです。

 

藤村は「千曲川のスケッチ」の印象が強いせいか、

長野県の小説家と勘違いしちゃうようなところがありますね。

 

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馬籠を離れる直前、バス停近くで食べた五平餅は美味しかった~ (*´з`)

お値段150円~ お・と・く!

どこまでも意地汚いわたしですぅ~ (^-^;