アントワープにショートトリップ!
IC列車(インターシティ)のチッケト購入
ブリュッセル滞在中に、憧れのアントワープ駅に行くことは、
当初からの計画でした。
しかし、思いがけず中耳炎を発症し、こちらで医師の診察を受けるか、
中途帰国も視野に入れるべきか!
って時にようやく症状が落ち着いてくれてホッとするのも束の間。
今度は風邪を引いてしまい、ひどいのどの痛み。
観光より体を休めるのを優先してたお陰か、
今日は多少調子が良かったので、ショートトリップ決行することにしました。
アントワープはブリュッセル中央駅からICで40分ほどで、
日帰り旅行にちょうど良い距離です。
まずは中央駅窓口でチケットを買うべく列に並びます。
今日は日曜日なので窓口は2つしか空いてないのですが、
並んでる人も少な目。
窓口のオジさん、一人は優しそうな人、一人はごっつい感じの人。
優しい方に当たって・・・!
ダメだ、ごっつい方に当たった。
しかしこのオジさん、すごく優しくて、
しかも「日本人?」って聞いてくれて、
それから出来る限りの日本語で対応してくれたのです。
日本語ペラペラではなく、片言なんだろうと思いますが。
やり取りがとっても、楽しかったです。
窓口で提示した私のメモですが、
赤い→部分が、分かりやすいようにと
オジさんが書いてくれたところです。(時と分が漢字)
こうして、アントワープ往復と、2日後にユーロスターに乗るための、
ミディー駅(ブリュッセル南駅)までの切符を無事購入できました。
おまけにアントワープまでのチケットは、
週末は半額でしたよ。 やったぁ~!
あこがれのアントワープ駅に来れた~♪
そして、遂に、遂に夢にまで見たアントワープ駅に到着。
「鉄道の大聖堂」「世界でもっとも美しい駅」そんな異名も間違いありません。
この駅舎は、色大理石がふんだんに使われ、その奥深い味わい。
鋼鉄とガラスの織り成すドーム型のプラットホームの繊細さ。
360度どこを見渡しても、いまいちはありませんでした。
すべて完璧な美しさでした。
本当に、いつまでも見ていられる
いや、見ていたい駅でしたけど、そうは行きませんね。
日帰りだし、予定もありますからね。
ネロとパトラッシュのノートルダム大聖堂
この辺りは、フランドル地方の一部。
つまり、「フランダースの犬」の舞台となったところ。
地下鉄に5分ほど乗ると町の中心部、フルン広場に。
すぐ近くに、ノートルダム大聖堂がそそり立っています。
せっかくアントワープまで足を伸ばしたのですから、
「フランダースの犬」にちなむ、
ノートルダム大聖堂の、ルーベンスの絵は見ておくべきですよね。
少年ネロが、天国へ召される間際にみた絵です。
夢にまで見たこれらの絵を、
ようやく見ることが出来たネロの胸中を思うと
ちょっと、ウルウルと来るものがありました。
これはパトラッシュとネロなの?
大聖堂前にあるのですが。う~ん どうなんだろう・・・?
テレビのアニメで見ていたのとイメージが違いすぎて
どうかな? と思いましたが、穏やかで安らいだ表情。
これは、これでありですよね!
ブリュッセル北駅での衝撃
体調もまだ、いまひとつなので早めにブリュッセルに戻ります。
帰りのICに乗り込み、ブリュッセル中央駅のひとつ手前の北駅が近づいてきます。
何気なく窓の外を見ていると、思わぬものを目にしました。
多分、あれは飾り窓。
アムステルダムの飾り窓は有名ですが、
ブリュッセル北駅付近にもあるとは聞いていましたが、
まさか、電車の窓から見えるとは。
最初はスタイル抜群ね! マネキンかしら?と思いました。
飾り窓の女性達って
「西ヨーロッパから連れてこられたダンサー志望の悲しい人達」
だとか。
あんまり見たくなかった海外事情のひとつです。