ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

スリだったのね、あなた達~バルセロナ!

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バルセロナと言えば、カタルーニャ広場からコロンブスの像のある港まで続くランプラス通り、カタルーニャ美術館やカテドナルなど、いろいろ見所はありますが、なんと言ってもガウディでしょう。実際に目にする前は、ちょっと奇をてらった感じがしてホントに天才?って思うところがあったのですが。ガウディって間もなく没後100年になるそうです。これが100年も前の人の感覚なの?と驚きました。100年前の日本はと言えば、大正時代でチョンマゲこそすたれてても、女性はまだ日本髪を結ってます。そんな時代に手掛けたのに、今であっても斬新な洒落た設計と言って良いのではないでしょうか!

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おのずと私の観光ルートもガウディ巡り。このガウディ建築の高級アパートであるカサ・ミラを見に行ったときのこと。すぐ前の道路脇に備えられたベンチに座りのんびり建物を眺めていました。そこに70歳前後とおぼしき叔父さんが、スマフォで写真を撮ってくれと頼んできました。「なんで私に頼む?」って思いながら…  しかし撮影画面になっていません。叔父さんとスマフォをやったり、取ったりしていて、ふと気がつくとベンチの隣に座った夫婦づれが、やけに私の目の前に地図を拡げています。そしてたすき掛けのバックに違和感を感じ、バックを引き寄せたところ、3人「ごめん」と言ってさっさと消えました。あらまぁ~典型的なスリグループだわ!スマフォに気をとられて、まったく身の回りに対する意識が留守になっていました。人の善意につけこんで悪いやつらです。
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(カサ・バトリョ)

しかし、私の備えは万全です。まず財布を盗んでも悲しくなるくらいしか入ってない(500円程)。しかも鎖と鈴付き。そしてバックは、自分でも出し入れがやや面倒なくらいピタッと閉まっている。くだんのスリさん、手を入れることも出来なかったと思います。しかし、真摯に反省もせねばですよね!実害はなくても、何かしらで気をそらして事に及ぶ、といった手口のあることを知っていたにも関わらず、引っ掛かりましたからね。スペインは治安が悪いと聞いていても、実感があまりなかったのですが、駅や広場には何人も警察官の方が立っています。もっと気を引き締めてっ~私!

一旦、バルセロナを後にし、マドリードを巡り、再びバルセロナに戻ってきました。ガウディ作品を全部見るのは無理としても、色んな方々から、お勧めされていたグエル公園に行ってきたので追記します。

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グエル公園行きは、予定してなかったので、当日までチケットの手配をしていません。どうやらスムーズに入るのは無理そうなので、早起きをして無料時間内の入場を目指しました。スペインは治安が悪いから早朝の地下鉄は危険との声もありますが、道路の人通りは少ないものの、観光客を含み、現地の人の早朝移動も多く、何ら問題を感じませんでした。最寄り地下鉄駅からLessepsまで行き、後はタクシーで「パルク・グエル」をお願いしました。到着するとすでにかなりの人が入場しています。アジア系が多かったですね!

多くは語りません、どうぞ写真を!
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守り神のとかげちゃん。
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モザイクの波打ったベンチ。
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お菓子の家。
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遊び心あふれる、夢のような場所だと思いました。