有田の柿右衛門邸をちょっと見!
赤絵磁気の創始者~初代酒井田柿右衛門
有田と言えば柿右衛門・・・多くのひとが連想されるのではないでしょうか。
良質な陶土を有する佐賀県有田町において、17世紀前半に赤絵磁気の焼成に成功した陶
工が柿右衛門を名乗り、以来代々その子孫(後継者)によって、その名称が襲名されています。
初代は、乳白色(濁手)の地肌に赤色系の上絵を焼き付けるという柿右衛門様式と呼ばれ
る磁気の作風を確立したのです。
赤絵を使い、白磁の美しさと調和性を究極まで高めた非常に難しい技法と言われています。
現在、2014年襲名の第十五代酒井田柿右衛門が当代だそうです。
柿右衛門邸は敷居高いな~
親戚の家を訪ねた帰り道、焼き物で有名な有田町を通りかかりました。
運転していた身内の者が
「この先に柿右衛門の家があるけど立ち寄ってみるかい?」と。
窯元のお家って、そんなに気軽に立ち寄れるものなの~っとびっくりしたのですが
こんなチャンスは滅多にないと、立ち寄りをお願いしました。
広い敷地に、立派な構えの建物。
人影のない敷地内に入るのははばかられたけれど、しっかり写真だけは撮っちゃいました。
どうやら、柿右衛門作品の販売所と資料館を兼ねた建物だったようですけど、雰囲気に
のまれて門内には数歩しか入れなかったわたしです(-_-;)
まぁ~ 時間もありませんでしたが・・・
入店して人間国宝の作った磁気で目の保養ができたでしょうし、茅葺きのレトロな茶室
では、お茶も頂けたようですが。
何よりも貧乏人の悲しさ、お高い焼き物をすすめられて断り切れない羽目になったら一
大事だし・・・あはは😅
有名な有田町の柿右衛門邸を遠巻きに見たよ! ってお話でした<m(__)m>