ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

ホントに人があったかいミュンヘン!

かつてのバイエルン王国の首都

 

ドイツ、バイエルンの中心地であるミュンヘン。旧市街にはかつての王家ゆかりの宮殿や教会などが残り、当時の繁栄ぶりを偲ぶことが出来ます。

 

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(ミュンヘン旧市庁舎)

 

街のメインはミュンヘン中央駅から、メトロでおよそ20分ほどの旧市街となります。この旧市街の中心マリエン広場には、ネオゴシック調の優美な新市庁舎があり、毎日11時と12時に、等身大のからくり人形が踊る仕掛け時計を見ることが出来ます。

 

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(ミュンヘン新市庁舎)

私が訪れた日は、あいにくの小雨模様でしたが、多くの観光客が仕掛け時計を見るために集まってきました。新市庁舎そのものが高い建物なので、等身大と言う人形の大きさに気付かずに見ていました。およそ10分間、精巧な人形の踊りにくぎ付けです。

 

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(フラウエン教会)

 

マリエン広場の程近くにそびえ立つ、2つの玉ねぎ型ドームで有名なフラウエン教会があります。あまりの大きさに写真に収めるのも大変です。まさにミュンヘンのランドマークと言える風格でした。

ここから東南方向に10分ほど行くとミュンヘン市民の台所「ビクトリアンマルクト」が

開かれていて、美味しいランチを頂けました。

 

一方、マリエン広場から北の方向に歩き、途中のブランドショップ街を抜けると、15分ほどでバイエルンの歴史的建築物が並ぶ地域に至ります。

 

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(レジデンツ)

王家の瀟洒な生活が垣間見られるレジデンツは、一回りするだけでクタクタになるほど広大な内部でした。

 

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ため息が出る程豪華な展示物の数々。

 

ミュンヘンは、その歴史や美しい建造物にも魅力がいっぱいですが、都会にありがちな冷たさがなく、温かい人が多いとの情報は持っていたのですが、本当に色々な人の優しさに触れることが出来て嬉しい滞在でした。一例をあげると駅や観光地で地図を見ていると、心配そうに「何か、お手伝いしましょうか」と声をくれたり、道や席を譲ってくれたり、DBの窓口の人も気さくで親切でした。今回の旅で一番気持ちよく過ごせた街かもしれません。