いつも無駄に早起きなんだけど、今朝は・・・
早起きは3文の徳というけれど・・・
いつも、無駄に早起きのわたし・・・寝てられなくてつらいよ~というと
みんなは布団から出ないで、トロトロしてればいいじゃないよぉ~というけれど
それができるのなら苦労はない!
何でもないある日のこと。 ~2020年7月3日~
外が白みだして目が覚め、寝てられなくて起きだすと時刻はまもなく午前5時。
いつものようにコーヒーを入れながら、テレビのスイッチをいれます。
たまたまチャンネルはNHKのBSプレミアム。
そして「クラッシック倶楽部」という番組。 こりゃだめだ!
どうせ高尚すぎて解るわけないから・・・とだいたいチャンネルを変えてしまうのが常です。
しかし、リモコン操作の指がつと止ります。
それからのおよそ1時間、画面にくぎ付けになってしまいました。
その日のプログラムは「ナタリー・シュトウッツマン&オルフェオ55演奏会」
ナタリー・シュトウッツマンは、フランス生まれの国際的なコントラルト及びオペラ歌手です。
世界的な指揮者や楽団、日本人では小澤征爾などとの共演も多数あり、
2009年には室内オーケストラ「オルフェオ55」を創設し芸術監督として指揮をとっています。
歌いながら指揮することで、自由でかつ作品の魂の深さと完成度の高い音楽を表現する
ことに成功、大絶賛を博しているのだそうです。
フランス共和国より芸術文化勲章と国家功労勲章を授与されて、現在はアイルランド国
立交響楽団首席客演指揮者を務めています。
2018年5月、紀尾井ホールで行われた演奏会の模様を放送されたもので
「イタリア歌曲」を中心に室内オーケストラへの細やかな指揮と、美しく豊かな歌声に
すっかり魅了されてしまいました。
クラシック・・・いや、音楽そのものにもまったく無知な私ですから
クラシック音楽をすすめようとか、素晴らしさを語ろうとか、そういう意図はありません。
早起きすぎる自分をうらめしく思っていたものが、ことわざ通りの得(徳)することが
あったんだ・・・という自己満のお話でした・・・<m(__)m>