「蔵の街」喜多方 ~会津街道を行く
ラーメンだけじゃない! 喜多方は「蔵の街」
江戸時代より会津若松城下と米沢を結ぶ街道の町として栄えた喜多方の街。
日本三大ラーメンのひとつに数えられる、喜多方ラーメン発祥の地として有名ですが
一方で、古き良き時代を感じさせる多くの蔵が並ぶ「蔵の街」としても知られています。
4200棟以上もの数を残す喜多方の蔵は、観光のために作られたものではなく、今でも
人が住んで酒蔵、味噌・醤油の蔵などが実際に使い続けられています。
このような暮らしに密着してのあり様が、懐かしい郷愁を起こさせるもののようです。
喜多方の「ふれあい通り」を歩く
本場の喜多方ラーメンを食すのを目的に訪れた我らでしたが、せっかくだから
このレトロな街並みを歩いてみようと言うことに。
喜多方の蔵造りの建物が多く残っている通りと言えば、「ふれあい通り」と「おたづき
蔵通り」があります。
ふたつの通りの間に位置する喜多方市役所前の駐車場に車を停めて歩き出そう~♪
歩いたのは、通りまでの距離とラーメン店の多さで「ふれあい通り」を選択!
平坦できれいに整備された街道沿いに、素朴な蔵造りの建物が並んでいます。
お醤油醸造の若喜商店のレンガ蔵は、無料で見学することができます。
奥には、登録有形文化財にとなっている縞柿という珍しい材木で造られた、座敷を見る
ことができます。
蔵の街案内所(観光案内所)
ふれあい通りの中ほどにある観光案内所の内部には、喜多方の物産が紹介されています。
コンシェルジュの男性(おじちゃん)はとても気さくで親切な方で、おすすめの喜多方ラ
ーメン店や見逃せない観光ポイントを教えてくださいました(^^)
喜多方ラーメンミュージアム
観光案内所から数メートル歩くと、鳥居のある建物に行き当たります。
割り箸を模した鳥居に「喜多方ラーメン神社」の文字があるラーメンミュージアムです。
ここでは、喜多方ラーメンの起源や歴史的背景、麺やスープの美味しさの秘密などが
展示されていると聞いています。
ラーメン丼のご神体を写真に撮ろうと構えていたのに・・・・
窓ガラスには白いカーテンが下りていて、なんと定休日でした😆
もう一つの蔵の街通り「おたづき蔵通り」を車で走らせると、軒は少ないですが
これぞ古くからの醸造蔵だ!という建物が並んでいました。
レトロな雰囲気が味わえるのはふれあい通りより、こちらの方かなと思いました。
次の機会には絶対に「おたづき蔵通り」を歩こうっと!
今度は喜多方ラーメンの味、または見学させていただいた蔵住宅について語ってみたいと思っています。