鬼怒川を経て会津を訪ねる旅の始まり
<会津街道を行く>
会津街道は、栃木県今市から福島県会津若松までの約100km、関東と東北を結ぶ街道で、江戸時代には会津藩の参勤交代に利用され、幕末には明治新政府軍が進軍した歴史街道です。
最初の宿は、なじみの鬼怒川温泉郷
首都圏から車で東北を目指す場合、東北自動車道を使うのが普通だと思います。
会津に行きたいと思って下調べをするうちに、日光鬼怒川を経由して福島に至るルート
があることに気が付きました。
「会津街道」と呼び名もレトロで風情ありそうな道。
昔からの古い道は、時間もかかるだろうし、ちょっと走りにくかったりするかも知れないけれど
新型コロナ禍中、混雑が予想される高速道路のSAを使わずに済むという利点もあります。
ということで、最初の宿を鬼怒川温泉郷に取りました。
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久しぶりの温泉にしみじみ~する!
日光街道の杉並木を抜け、今市から川治・鬼怒川方面に進み「東武ワールドスクエア」
を過ぎたら鬼怒川温泉郷に入ります。
ここ数年、アクセスが比較的容易なのとなじみ深さで、毎年のように訪れている所です。
今回利用のホテルは、いつもはカニの食べ放題を目当てに宿泊するのだけれど
今は時期外れでカニはなしです・・・ちょっともの足りなかったかなぁ~残念!
心配していたバイキングでは、ある程度のコロナ対策は取られていました。
入室人数を制限していて、以前はすれ違うのも窮屈だったテーブルの間隔がかなり開いていました。
料理を取るときは、マスク着用しトングは素手で触らぬように使い捨てのビニール手袋を使います。
人気の料理の大皿の付近では、やや人が密になる瞬間もあるようで
ホテル側のいろいろな配慮は評価できますが、料理の提供スタイルにまだ課題がある
ようにも感じます。
なにはともあれ、久々の温泉に浸かって「しみじみ~」することができたのですから
まずは、よかった よかったぁ~
鬼怒川温泉と言えば、ご当地キャラクター(?)鬼怒太
街のあちこちに鬼怒川を盛り立てるキャラクター「鬼怒太」の像が設置されています
また鬼怒川の流れを眺められる「ふれあい橋」のたもとの階段には真っ赤なインパクト
のある鬼怒太が描かれています。
ふれあい橋の地面にも鬼ちゃんが・・・
鬼怒川温泉の特徴といえば。
そのアクセスの良さから、東京の奥座敷と呼ばれる鬼怒川温泉。
歴史は古く起源は江戸時代に遡ります。
江戸と会津若松を結ぶ宿場町として栄え、日光詣での大名や僧侶のみが湯治場に入るこ
とを許されていました。
明治に入り一般の人々にも開放され、現在の鬼怒川温泉として整備されてきました。
鬼怒川温泉は、火傷をはじめさまざまな不調に効用が高いと言われています。
鬼怒川温泉の魅力は、それだけにとどまりません。
なんせ紅葉の名所日光なのですから、秋の紅葉も見事なのは言うまでもありません。
さらに鬼怒川は、連立するたくさんの温泉宿やホテルに挟まれ、くつろぎながら眺めら
れる渓谷美は何とも言えない味わいです。
さらにさまざまなアクティビティが用意されているのが鬼怒川です。
楽しみ方は色々ですが、まずは自然のままの鬼怒川を楽しもう~(^^♪
この鬼怒川温泉とさらに上流の川治温泉の間には、約3kmに渡って巨大な奇岩と怪石が
織りなす自然の造形美を観ることができるのです。
日光国立公園内に位置する、その名も「龍王峡」です。
次回は龍王峡の美しい眺めを公開したいと思います(^.^)