ゆらたび

日常から、非日常の折々の思いを綴りたい。

「サフランモドキ」復活!

  

コロナ騒ぎを横目に、なぜか元気な我が家の庭!

 

 

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 世間がコロナ禍ですっかり活気を失ったこの時期、なぜかわたしの猫の額より狭い庭は

俄然元気になっていて驚かされています。

植物のことなんかちっとも知識がないし、気まぐれになんかわからない肥料をやったり

しおれたのを見つけて慌てて水をやったり・・・なんですけど。

 

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お花の美しさに一目ぼれして買ってきた鉢に「ごめんね、家になんか連れてきて」

なんて謝ることも・・・(過酷な運命が待っているんだよぉ・・・)(/_;)

そんなで基本的に我が庭の植物は植えっぱなし・・・放りっぱなし・・・

 

コロナ自粛で暇なもんで、草取りだけはいつもよりやってたかな~(^^ゞ

 

「サフランモドキ」は「タマスダレ」の一種です。

 

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「サフランモドキ」


そんな極狭な庭の一角に、突然ピンクのきれいな花が咲きました。

学名: Zephyranthes(セフィランサス)  

科名/ 属名: ヒガンバナ科/タマスダレ属(ゼフィランサス属)

 

 このセフィランサスは、白い花を咲かせるタマスダレ(Zephyranthes、candida)と

ピンク色の花のサフランモドキ(Zephyranthes、grandiflora)が最も一般的なのだそうです。

 

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タマスダレ

タマスダレは結構あちこちのお庭の隅で、清楚な花を咲かせてるのを見かけますが

ピンクのサフランモドキは滅多に目にしませんよね。

 

我が家のサフランモドキは、亡くなった母が育てていて

「丈夫だから、植えて置けば増えるよ。」と分けてくれたものです。

 

そして言いつけ通り庭の隅に植えて美しい花の咲くのを待っていたのですが

増えるどころか滅多に花を見ることもなく、だんだん葉も減って・・・

もう無くなってしまうなぁ~  形見みたいなものなのに・・・😢

が、今年は唐突に(いつもこの花は咲くときは唐突・・・)5輪もの花が咲きました。

 

育て方を調べて、今更ながら寒さに弱いことや、適当な肥料が必要なことなどを知った

というおバカちんなわたしです(-_-;)

そして、5本の花が終わったと思ったら新たにつぼみが出ています。

 

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サフランモドキのつぼみ

母を偲ぶ大事なものなのに、枯れる前に気が付けてよかった!

大切にお手入れして、育てていきたいと思います。

 

最近、スイセンの葉をニラと間違えて食べて食中毒を起こしたという事件がありましたが

ちなみに、セフィランサスもヒガンバナ科なので全体に毒性があります。

鱗茎や葉にリコリンというアルカロイド成分が含まれていて、誤食すると嘔吐、痙攣な

どの症状を起こすそうです。

ニラ、ラッキョウ、ノビルにも似ているので気を付けたいですね!